【「バラの地球」応援メッセージ】チェリストの北村陽さまより♪

巨大アート作品「バラの地球」は、修道高校77期生(2025年3月卒業)58名により2022年の文化祭の巨大建造物展示のために製作され、約4,000個の折りばらで出来ており、「世界が一つになったら美しい」という平和への願いや祈りが込められています。

2023年には、G7広島サミットにて展示され、世界各国の報道機関の皆様の心を動かされました。

※許可を得て掲載させていただいております。「バラの地球」製作動画は、修道高校77期生の川口くんにより作成されました。

今年の3月に福山市の折りばらの会代表の岡田晃尚氏から、2024年9月、権威ある国際コンクールのひとつとされるルーマニア政府主催のジョルジュ・エネスク国際コンクールチェロ部門で、日本人初優勝の快挙を成し遂げられたチェリストの北村陽さまが小学生の時に折りばらのために福山にお越しになられたというお話をお伺い、大変感動いたしました。

その後、「折りばら」に縁のある音楽家は北村陽様以外にいらっしゃらないと感じ、「バラの地球」の第一弾の演奏会企画を実施させていただけないかとご相談させていただいたのですが、ドイツ在住で4月、5月は帰国が難しいということで、「バラの地球」へのメッセージとお写真を送っていただきました。心温まるお言葉をいただいて、心より感謝申し上げます。

チェリストの北村陽さまよりいただいたメッセージ-——————————————————————————

10年ほど前、川崎敏和さんの考案された「カワサキローズ」に出会った時の衝撃は今でも忘れられません。一枚の紙が生きているバラのように立ち上がる様子は、私の心を鷲掴みにしました。それからというもの、毎日毎日、時間を見つけてはバラを折っていました。

私は小さい頃から、チェロという楽器を学び続けています。10年前は、少しずつ人前で演奏する機会をいただいたり、国際音楽祭のマスタークラスを受けたり、個人的に海外の先生のレッスンを受ける機会を得ていました。

私は、コンサートの共演ピアニストや、マスタークラスでレッスンを受ける海外の先生方との最初の出会いに、必ずバラを折って手紙と共にご挨拶をさせていただきました。

それはいつも大変喜ばれて、ドイツ人の先生は、後日、あのバラはずっと私のベッドの横に置いているとおっしゃってくださいました。

音楽は国境を越えると言いますが、折りバラも音楽と同じく国境を超えて人と人が繋がることができます。

私は、音楽で世界を平和にという大きな夢があります。
この「バラの地球」も、国境を超えて世界平和へと繋がると心から信じています。
皆様の平和への思いが世界へ届きますように。

写真:当時10歳のお写真で、「折りばら」愛に溢れていらっしゃいます!当時の演奏動画も公式ホームページに掲載されていらっしゃいます。こちらの動画は、当時10歳の時の演奏動画です、ぜひご覧ください!https://youtu.be/bfb5lEsGoFA

なんと、来年3月には、広島県福山市の福山芸術文化ホール・リーデンローズ(広島県福山市松浜町2丁目1−10)の小ホールでリサイタルをされる予定です。

ぜひとも「バラの地球」に北村様の唯一無二の美しい音色を響かせていただけるように願っております。

お目にかかれますのを心待ちにしております。

世界バラ会議福山大会2025開催まで、あと2日!!

福山市花園町にあるバラ公園では、福山市内の造園会社さまの庭師さんが冬場もずっと手入れしてくださっていて、見事に咲き誇る福山のばらをぜひ一人でも多くの方々にご覧いただき、福山のさまざまな魅力を感じていただけたらと願っております。

「バラの地球」は、世界バラ会議福山大会のメイン会場であります福山ニューキャッスルホテル1階に展示させていただいております。ぜひとも、ご覧いただけましたら幸いです。心よりお待ちいたしております!!

■北村陽(Yo Kitamura)インスタグラム:https://www.instagram.com/yo.cellist/

■北村陽(Yo Kitamura)公式ホームページ:https://www.yokitamura.com/ja

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